至高の使い心地を実現する携帯型パソコン「iPod touch」
すっかり普及したパソコン、日本ではその多くがコンパクトなノートパソコンとなっています。でも、いくら持ち運べるとは言っても重量が1.5〜3kg強あり、長時間持ち歩くにはそれなりの腕力と覚悟が必要です。
一方、持ち運ぶことを主にした携帯型コンピュータは、古くはハンドヘルドコンピュータやポケットコンピュータ、電子手帳、最近ではPDAやスマートフォンと、さまざまな製品が発売されてきました。大型ディスプレイのもの、小型ディスプレイのもの、小型キーボードのもの、ペン入力式のもの、タッチパネル式のもの。それぞれの製品は、携帯性と使いやすさを両立するべくさまざまなトライをしていますが、大型で使いやすいものは持ち歩くのが面倒になり、小型サイズのものは操作がしづらく、結局システム手帳&携帯電話に戻る人も多いようです。
しかし、ついにその多くの欲求を満たす携帯型パソコンが登場しました!
それは、Appleの
iPod touchです。

「あれっ、iPod touchはミュージックプレーヤーでは?」と思われるでしょう。発売当初は確かに、使い心地の優れた「ミュージック/ビデオ/写真プレーヤー」でした。
しかし、2008年1月16日、Apple社からiPod touchの大幅機能アップが発表され、メールやマップ、天気予報などのメニューが追加されました。なかでもメール機能は、Google Gmail、Yahoo! Mail、.Mac(ドットマック)などのWebメール以外に、一般的なPOPまたはIMAPメールサービスにも対応し、PDF、Word、Excel形式のメール添付ファイルを表示する機能も備えているのです。これは、もうパソコン(もしくはPDA)と言ってもおかしくありません。いつの間にか使い心地の優れた「携帯型パソコン」が誕生していたのです。
まだ、PDF、Word、Excel形式ファイルが編集できるわけではないので、今のところ「パソコン」よりは「PDA」と言った方が的確ですが、iPod touchはMac OS XというOSで動いており、アプリケーションソフトが追加されていけば「パソコン」になる素性は十分にあります。すでにApple社からサードパーティ向けのiPod touch/iPhone用のソフトウェア開発キットのリリースも発表されており、携帯向けアプリケーションソフトの追加で、iPod touchが究極の携帯型パソコンとなる日も近いと思います。
iPod touchとそれ以外との違い
それでは、なぜiPod touchがこれまでの携帯型パソコンやPDA製品と違うのか、その特徴をご説明しましょう。
iPod touchが実現した至高の使い心地
マウスは今やパソコン操作の常識ですが、初期のコンピュータにはキーボードしかありませんでした。当時の常識を覆し、コンピュータにマウス操作を広めたのが、Apple社のLisaPCやMacintoshでした。その後、トラックボールやトラックパッド、ペン入力、タッチパネルなどいろいろな入力装置が考案されましたが、基本はポイント/ドラッグ/クリック/ダブルクリックというマウス操作の再現となっています。
一方、iPod touchでは、マルチタッチという操作が採用されています。入力装置としては従来からあるタッチパネルですが、今までと似て非なるところはその操作方法にあります。めくる/とばす/まわす/広げる/縮めるといったタッチ操作は、これまでのマウス操作とは次元の違うインタフェースです。そして、これらのタッチ操作が画面表示と連動して実にスムーズに動くため、多くの人がiPod touchを初めて手にした時から、自然に使うことができるのです。まさに至高の使い心地です。
マルチタッチ操作の登場は、かつてマウス操作が登場した時のように、コンピュータの進化の中でも大きな一歩といえると思います。そして、再び近未来パソコン操作の標準になっていくのはないでしょうか。
ポケットに収まるサイズ
Apple社もかつて「Newton MessagePad」という携帯型パソコン(PDAという言葉が初めて使われた製品)を発売していました。これは付属のペンを使ってメニューや手書き文字認識で入力するという当時としては画期的なものでした。しかし、ポケットには入らない大きさや重さ、ソフトウェアの役不足等で、日本では一部の愛好家のための製品となってしまいました。最近発売されているPDAも、使い勝手を優先すると大きくなり、携帯性を優先すると使い勝手が損なわれ、何かを妥協して使っている人が多いようです。
iPod touchは丁度名刺入れのサイズおよび厚み。気軽にポケットに入れて持ち運べるサイズになっています。これまで名刺入れサイズのPDAは、表示範囲が狭く、操作するにも文字を読むにも使いづらいものでしたが、iPod touchでは写真風アイコンを多様し、小さい文字を読む必要のない絶妙のユーザーインターフェースが採用されています。
小さくても読める美しい文字
とはいえ、iPad touchでもホームページの縦長表示ではとても小さな文字で表示されます。そこはフォント表示品質で定評のあるMac OSがベースなだけあり、小さくても読みやすく、拡大しても違和感のないフォントが使われています。また、加速度センサーによる縦横自動切り替え表示で、いつでも簡単に拡大表示でき、「広い範囲を見たい時」と「読みたい時」の切り替えが自然な操作で行えます。これらApple社独特のセンスにより、本来見づらいはずの小型ディスプレイでも、違和感のない快適な表示や操作をiPad touchでは実現しています。
究極の携帯型パソコンのかたち
パソコンは、多目的に使える便利な箱ですが、できることすべてを使いこなす必要はありません。自分に必要十分な機能が揃っていて簡単かつ快適に使えれば、それが自分にとってのパソコンの理想形と言えます。
iPod touchは本格的な「パソコン」ではありませんが、メール送受信やPDF/Word/excelの表示機能を得たことで、多くの人に必要十分な機能を提供する、携帯型パソコンの理想にかなり近い製品と言えるのではないでしょうか。
爆発的に増え続けているアプリケーション
iPhone発売を期に、iTouch/iPhone用のアプリケーションを販売するAppStoreが始まりました。
パソコン用アプリケーションソフトというと数千円〜何万円もするというイメージで、なかなか買い揃え難い物でしたが、iTouch/iPhone用のアプリケーションは、無料〜数百円のものが多く、iTunes Store
で曲を買うのと同じような感覚です。プログラム開発者が簡単に売れるようにしたことで、アプリケーションソフトは爆発的に増え続けています。
そんな中から、自分の目的に適したアプリケーションを追加すれば、本当のパーソナルコンピュータが完成します。


至高の使い心地を味わうなら
同じような機能を持つミュージックプレーヤーやPDAなら多くの他社製品が存在します。しかし、ハードウェアやソフトウェアだけでなく、iTunes Store
による音楽配信や、YouTube/Google/Yahooとの提携によるコンテンツ配信と、ユーザーが製品を使う上で必要な総合環境を提供しているのは、AppleのiPodシリーズの他にはありません。
デジタル製品やパソコンにストレスを感じたくない人や、新しい生活スタイルを先取りしたい人にとって、iPod touchは買って後悔しない"名品"と思います。
価格比較
AppleのiPod touchは、電気店、量販店で購入できますが、ほとんど定価販売となっています。どうせ同じ価格ならば、送料は無料で、背面に好きな文字を無料で刻印を入れられるAppleのネット直販「
Apple Store」も狙い目です。
Apple Storeでは、パーソナライズサービスが常時無料。オンラインで選択し、自分だけのiPod touchが自宅まで届きます。特別な人へのプレゼントにしてもおしゃれです。また、
<下取りサービス15%アップ中>キャンペーンや
<数量限定 お得な整備済製品>の特価販売などの特典を狙えば、割安に入手できる場合もあります。
iPodシリーズは、サードパーティ各社から豊富な周辺機器が販売されているのも魅力です。便利&おしゃれなグッズでiPod生活をより快適にすることができます。

iPod touchはその美しいデザインも魅力です。そんな大切なiPod touchを守るのが、サンワサプライのiPod touchシリコンケース(保護フィルム付・クリア)
です。シリコン製の保護ケースは、傷や衝撃からiPod touchを守るだけでなく、背面のすべり止め加工や帯電防止加工などの機能性も備えています。もちろん、装着したままでiPod touchの操作を行え、Dockコネクタを接続することも可能です。液晶パネルの保護フィルムもついて1,580円、色はクリアとブラックがあります。その他、保護フィルムは別売りとなりますが、レッド、ブルー(1,480円)もラインナップされています。




iPod touchを車で手軽に楽しむのに便利なのがFMトランスミッターです。しかし、いろいろ試したけれど、どうも音質がいまいちで納得できない人も多いのではないでしょうか?
そんな人のために、あの高級オーディオケーブルで有名なMONSTER CABLEから発売されたのが、Monster iCarPlay Wireless Plus for iPod
(9,600円)です。シガーライターとDockコネクタを接続するだけで、評判の音質を簡単に楽しめます。もっと安い製品はたくさんありますが、折角の音楽も悪い音質で長時間聞いたのでは、癒すどころか疲れを増しかねません。価格は高めですが、通勤で毎日車を使う人や長距離を走る人なら、いろいろ試していないでこのMonster iCarPlay Wireless Plus for iPod
をお勧めします。

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。iPod touchに入っているお気に入りの音楽を、世界最高峰の録音スタジオ「AIR STUDIOS」で磨かれた高音質で楽しめます。落ち着いたデザインのX-Z9/X-Z7なら、自宅でゆったりとクオリティの高い音に包まれて、上質な時間を過ごすに最適の一品になると思います。
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