ハイレゾやCD音源本来の音を聴く
音楽再生の理想は、記録された情報を漏れなく再現し、アンプへ送り込むこと。
至ってシンプルな話ですが、実はこれが難しい!
それは、音楽再生では思いも寄らないところで様々なロスが起きているからです。
「再生機器を変えたら、同じCDから聴こえなかった音が聴こえるようになった。」
という話を聴いたことはありませんか?
そんなのまやかし、思い込みと言う人もいますが、それは再生機器が記録情報を越えて何かを作っているのではなく、これまでロスしてかき消されていた音が、ロスが減ることで聴こえるようになったとなれば、まやかしでも魔法でも無く、実際にありうることなのです。
”ビットパーフェクト”
このロスを無くした再生をめざす開発者やユーザーは、この言葉に行き着きます。
そんなビットパーフェクトな再生機器を使うことで、タイムドメインスピーカーの純度の高さをより堪能していただけると思います。
ネイティブ再生にこだわった”ifi-Audio micro iDSD”
英国iFi-Audio社のmicro iDSDは、PCMから最先端ハイレゾに対応したポータブルヘッドホンアンプです。この製品のこだわりは、PCM音源もDSD音源もネイティブ再生していること。
CDやDVD等で一般的に使われているPCM録音と、ハイレゾのDSD録音では、録音データの形式が全く異なります。世にあるDSD対応製品の多くは、DSDデータを再生することはできますが、内部でPCMデータに変換してから音にしているものが多く、その変換処理ゆえにDSDならではの空気感や立体的な整合性が失われている場合があります。
DSD音源のネイティブ再生とは、DSDデータのまま音に変換できること。
ここに言及している製品だけが、何も変換しない本物のDSD音源の良さを堪能することができます。
また、micro iDSDは、PCM音源に関してもネイティブ再生にこだわっています。
その一つが、デジタルフィルターをオフにできること。
デジタルフィルターは、CDの44.1kHzという区割りをさらに細かくして滑らかな音にしようとするものです。
しかし、この処理において、多くの微細な情報を失うこととなり、タイムドメインスピーカーではその損失が聴き取れてしまいます。
だから、何もしないのが一番!
micro iDSDでは、このデジタルフィルターをスイッチで選択することができ、オフにすることで何もしないNOSDAC状態となります。
その利点は、iFi-Audioの開発者もわかっているから、micro iDSDのデジタルフィルタースイッチには「OFF」ではなく、「Bitperfect」と刻印されています。
さらに、USB信号のノイズを低減する「iFi-Audio iPurifier 3」と組み合わせると、パソコンやケーブルで乗ったノイズを除去し、純度の高いものに再生成した音楽データをmicro iDSDに入れることができます。
ここまで来ると、再生機器としては、かなり純度の高い状態となりますが、その恩恵をタイムドメインスピーカーなら感じられると思います。
世界最高峰の対応力とNOSDAC再生が可能になる!
iFi-Audio micro iDSD BL KIセット!
現在販売しているのは“micro iDSD"の後継機となる"micro iDSD BL(Black Label)”。
回路の使用部品を見直して音質をリファインしていますが、ポータブルアンプ部分は据置使用では関係ないので、旧型との差は極わずかです。DSD256(11.2MHz)対応のDAC製品がだいぶ増えてきましたが、DSD512(22.6MHz)/PCM768kHz対応なのは、未だに世界最先端です。また、PCM音源をBitperfectで再生できる機種として貴重なモデルであることにはかわりません。
NOSDAC再生できるDACとして、タイムドメインスピーカーのユーザーなら、是非確保しておきたいDACです。
KIセットでは、micro iDSD BLの能力を引き出すためのインシュレーター&ケーブルをセットにしています。
Kappa Infinito オンラインショップ
iFi-Audio micro iDSD BL KIセット
据置型専用でDSDを楽しみたい人に最適!
iFi-Audio micro iDAC2 KIセット
“iFi-Audio micro iDAC2"は、"micro iDSD”からポータブル機能を抜いた据置専用モデルです。DSD256(11.2MHz)/PCM384kHz対応とスペックダウンしますが、現状で流通している音源では十分なDAC製品です。また、PCM音源をBitperfectで再生できる機種として貴重なモデルであることにはかわりません。
NOSDAC再生できるDACとして、タイムドメインスピーカーのユーザーなら、是非確保しておきたいDACです。
KIセットでは、micro iDAC2の能力を引き出すためのインシュレーター&ケーブルをセットにしています。
Kappa Infinito オンラインショップ
iFi-Audio micro iDAC2 KIセット
USBのノイズを除去して性能を最大限に引き出すUSBフィルター!
iFi-Audio iPurifier2
USB DACでロスになるのは、USBケーブル自体がノイズの影響を受けやすいことです。
USBケーブルには、信号線2本と電源線2本が入っていますが、電源はパソコン側から供給されるので、パソコンが発する高周波ノイズまみれの電源です。さらに、電源ケーブルに沿っている信号ケーブルには電源ノイズの影響を大きく受けることになります。そもそもプリンターや周辺機器用の規格から発展したものだったので、音楽再生用には考慮されていないので、しかたのないところです。
"iFi-Audio iPurifier2"は、電源ケーブルにノイズを検知してノイズキャンセリングする機能や、信号データを再度作り直して奇麗な波形に再生する機能などにより、USB DACへ最良のデータを送り込むことが可能になります。
micro iDSDやmicro iDAC2の性能をフルに享受したいならば、iPurifier2の追加をお勧めします。
iPurifier2には、コネクタ形状に種類があります。micro iDSDの場合は、「iPurifier2(Aコネクタ)」、micro iDAC2の場合は「iPurifier3(Bコネクタ)」が最適です。
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iFi-Audio iPurifier2(Aコネクタ)
Kappa Infinito オンラインショップ
iFi-Audio iPurifier3(Bコネクタ)
“micro iDSD"、“iPurifier2”については、試聴室にてご試聴いただけます。是非一度、その音をご体験ください。ご予約にて休日の試聴にも対応致します。
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